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TUTORIAL

HSEAチュートリアル

SEA (Statistical Energy Analysis)

Case1:空間1個の場合

エネルギー (E) の空間で消失するパワーをωηt (ω:角速度, ηt:Total Damping Loss Factor (TDLF)とする。スピーカーから放出されるパワーをⅡとした場合のパワーバランス式は以下のように書ける。

Case1:空間1個の場合01

Ⅱ,ηtが既知の場合、空間のエネルギー(E)が算出できる。

Case1:空間1個の場合02

Case2:空間が2個の場合

空間1から空間2, 空間2から空間1へ流れるパワーをωη12E1, ωη21E2 (η12:Coupling Loss Factor (CLF), E1, E2:空間1,2のエネルギー) とする。また、空間1, 2で消失するパワーをωηt, 1E1, ωηt,2E2 (ηt,1,ηt,2:空間1,2のTDLF)とすると、空間1をスピーカー (パワーⅡ)で加振した場合、パワーバランス式は以下のように書ける。

Case2:空間が2個の場合01

Ⅱ, ηt,1,ηt,2,ηt,12,ηt,21が既知の場合,空間1, 2のエネルギー (E1,E2)が算出できる。

スクロール▶︎
Case2:空間が2個の場合02

Case3:空間が3個の場合

空間が3個つながった場合でも、Case2と同様に考えることができる。空間1をスピーカー (パワーⅡ)で加振した場合に、それぞれの空間のパワーバランス式は以下のように書ける。

Case3:空間が3個の場合01

行列で表すと、以下のようになる。

Case3:空間が3個の場合02

それぞれの空間のTDLF, CLF, スピーカーのパワーⅡが既知の場合、空間1, 2, 3のエネルギー(E1, E2, E3)が算出できる。
行列形式を使用すると、サブシステム (SEAにおける最小の領域 : 空間やパネル)が無数にあっても計算ができる。

Case3:空間が3個の場合03 Case3:空間が3個の場合04

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