ANALYSIS
INTRODUCTION
HSEAモデル使用の解析紹介
解析例一覧
ギアノイズ解析
ギアノイズはトランスミッションなどの回転数に応じて決まった周波数に音を発生させる異音。ロードノイズなどの暗騒音に対しての突出量が問題となる。
HSEAモデルでは,寄与度・パワーフロー解析を行うことで暗騒音を変化させず,ギアノイズのみを効率よく対策可能。
風騒音解析
風洞を使用した風騒音に対する解析
①風の圧力変動により発生する音響入力
②風が車体をたたく振動入力
風騒音は2つの入力に寄与分離が可能
数値流体力学 (Computational Fluid Dynamics : CFD)と組み合わせることで、ボディ形状変更による風入力の変更
車内音評価も可能になると考えられる
実走行解析
車外で車両を走らせた際の入力に対する解析
①風の圧力変動により発生する音響入力
②風が車体をたたく振動入力
③タイヤ・エンジン入力(風入力以外)
実走行入力=①+②+③
風騒音を含めた、より現実的な評価を行うことが可能
仕様変更による影響も調査可能
ペダル操作ノイズ解析
例:クラッチを踏み込んだ時に発生する音
左図:ペダルの写真
右図:電動シート動作時の出力寄与度 (315Hzに注目)
ペダルを踏み込んだ際に発生する異音もHSEAによる解析が可能
音の発生源・対策箇所を同定可能
電動シート解析
電動シートを前後に動かした際に発生する音
左図:電動シートスイッチの写真
右図:ダッシュパネルからの出力寄与度(200Hzに注目)
室内で発生するようなノイズに対しても、HSEAによる解析が可能
音の発生源・対策箇所を同定可能
FEM(有限要素法)とHSEAの協業
スクロール▶︎固体伝搬系の仕様変更による振動伝達変化の予測をFEMで計算
FEM(有限要素法 (Finite Element Method : FEM)を使って計算された固体伝搬系の振動伝達の変化をHSEAモデルに与えて、固体伝搬系の仕様変更が車内音に与える影響を評価