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HSEA MODEL
CREATTION

HSEAモデル作成

作成から運用まで

HSEAモデルとは

Hybrid SEAモデル(HSEAモデル)

解析SEAモデル

パネルや防音材の材質情報などを基にSEAの理論式を用いて作成したSEAモデル

解析SEAモデル

実験SEAモデル

スピーカー・ハンマー加振による伝達関数にSEAパラメータを合わせ込んだSEAモデル

実験SEAモデル

2つのモデルを組み合わせることで、正確に様々な内容が解析可能

HSEAモデルの役割

統計的エネルギー解析手法 (Statistical Energy Analysis : SEA)モデルを使用し、様々な入力に対して有用な出力を計算できる

入力例
  • ロードノイズ
  • エンジンノイズ
  • ギア・モーターノイズ
  • 風ノイズ
  • 実走行ノイズ
  • クラッチノイズ
  • 電動シートノイズ
HSEAモデル
出力例
  • 音圧レベル
    Sound Pressure Level(SPL)
  • 振動速度レベル
    Vibration Velocity Level(VVL)
  • 寄与度
  • パワーフロー
HSEAモデルの更なる利点

追加実験することなく高精度で、防音材等変更による影響調査や目標性能達成のための仕様案作成が可能。

実験工数、コストの
大幅削減が可能

モデル作成

解析SEAモデル

解析SEAモデル

実験SEAモデル

実験SEAモデル

Design Modification Process
(DM実験)

仕様変更の変化代をモデル予測と実験で比較
 - 防音材撤去
 - 防音材追加
 - Leakのマスキング

例) フロアカーペット撤去

Design Modification Process(DM実験)

最終HSEAモデル完成

最終HSEAモデル完成

実験SEAモデル(概要)

実験SEAモデルは➀ TDLFと➁ CLFを実験データより決定する

➀ TDLF

エネルギーの時間に対する減衰の大きさにより決定。

① TDLF

➁ CLF

複数の伝達関数測定により決定。
直接成分のみを抽出 (= 回り込み除去)することでモデル化を行う。

② CLF

実験SEAモデル(加振実験とセンサー)

スピーカー
加振

スピーカー加振

測定値

:音響 - 音響 伝達関数
:音響 - 振動 伝達関数

ハンマー
加振

スピーカー加振

測定値

:音響 - 音響 伝達関数
:音響 - 振動 伝達関数

スピーカー加振

測定値

:音響 - 音響 伝達関数
:音響 - 振動 伝達関数

スピーカー・ハンマー・車内/車外マイク・加速度計写真

スピーカー・ハンマー・車内/車外マイク・加速度計写真

例) センサー数 (車両モデル:K and A 2020年作成)

マイク:131個 (車内 : 39個, 車外 : 92個)
加速度計:259個

解析SEAモデルと実験SEAモデル

HSEAモデルの重要な機能
仕様変更による効果を車体全体で性能評価可能

解析SEAモデルと実験SEAモデルを組み合わせることで以下の手法を用いて、車体全体で性能を評価している。

例)ダッシュインシュレーター仕様変更

1. 解析SEAモデルを用いて,仕様変更前後のパラメータを計算。

解析SEAモデルを用いて,仕様変更前後のパラメータを計算。

実験SEAモデルの仕様変更後のパラメータを予測。

実験SEAモデルの仕様変更後のパラメータを予測。

DM実験

例)ダッシュインシュレータ撤去前後の車内音の変化代比較

ダッシュインシュレータ撤去前後の車内音の変化代比較01

ダッシュインシュレータ撤去前後の車内音の変化代比較02

インシュレータ撤去の悪化代を
予測できていることを確認

DM実験によりHSEAモデルの予測精度保証

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